星雲写真ギャラリー

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M57 惑星状星雲(環状星雲・リング星雲・ドーナツ星雲)

こと座にある有名な惑星状星雲で色々な呼び名で呼ばれている。小口径の望遠鏡でも楽しめる。星の終期に爆発したガスが球状に広がっている。環は100年に1″の割合で広がっている。

 

M27 惑星状星雲(あれい状星雲)

こぎつね座にある惑星状星雲。
こと座の環状星雲(M57)の約5倍の広がりを持つ大きな星雲。星のふるさと館の大きい望遠鏡で見るとその広がりの多きいことに驚く。星雲の姿が鉄亜鈴の姿に似ていることから亜鈴状星雲と呼ばれている。



オリオン座の小三つ星

 オリオン座の三つ星の下に小三つ星がある。中心の星雲はおなじみのM42(鳥が羽を広げた部分)とM43(小鳥の頭に当たる部分) オリオンの大星雲である。
鳥の羽の下の部分は写らないことが多い


オリオン座のトラペジウム

オリオン座のM42の中心部を撮影。濃淡差のある被写体ですので、特に4重星(トラペジウム)がつぶれないように段階露光をしてみました。オリオン分子雲と呼ばれる濃い分子雲が分布し盛んに星形成が行われている。トラペジウムもこの星生成領域から生まれたもの。


いて座の星雲星団

いて座には沢山の星雲星団がある。下の星雲はM8 散開星団と星雲が入り交じり水の引いた後の干潟のように見える。上の星雲はM20 輝いたガスが暗黒星雲によって三つに分裂して見えるのでハーシェルによって三裂星雲と命名される。左上の中心が密になった散開星団がM21である。


   M20 いて座の三裂星雲(散光星雲)

 M20は、M8の北1.5°にある散光星雲。明るく広がった星雲を三つに引き裂くように暗黒星雲が走ることから呼ばれる。写真のように見えると思われると期待はずれになる。
北側には青い星雲が見えるがこれは反射星雲(星の後ろにあるガスが光っている)であり、南側にある赤い星雲とは性質が異なる。



   M8 いて座の干潟星雲(散光星雲)

 いて座の南斗六星の柄の部分の西側に位置する。散開星団と散光星雲が重なり、夏を代表する大きな星雲で肉眼や双眼鏡でもその広がりがよく分かる。
満月よりも大きな広がりを持つ。赤い星雲の中を黒い帯のような者が横切っているのが分かり、この模様が潮が引いた後の干潟を思わせることから「干潟星雲」と呼ばれる。


オリオン座の馬頭星雲付近

 中央の明るい星がオリオン座の三つ星のζ星、隣りに大きな散光星雲(M78)が広がる。
 ζ星の下には、お馴染みの馬の首のようなシルエットの馬頭星雲(暗黒星雲・分子雲ともいう)がある。馬頭星雲は、小さく肉眼では観る所とができない。


白鳥座のペリカン星雲(IC5067)

 オートガイダーの追尾に成功しました。0.5年のつもりが1.5年かかりました。記念すべきファーストライトです。ペリカンの姿にそっくりな散光星雲。
カラー写真では映し出せますが、肉眼では見えません。距離2000光年
 


白鳥座の網状星雲(NGC6992)

 網状星雲は、広い範囲に分布している星雲でNGC6992は、その中の一つ。約7万年前に爆発した超新星の残骸と考えられている。大変淡いので小さな望遠鏡では確認しづらいが、写真では、レースのような美しい姿を見ることが出来る。


いっかくじゅう座のバラ星雲(NGC2237)

いっかくじゅう座は、冬の大三角の中程を横切る淡い冬の天の川にある。バラ星雲といっても、大輪のバラの花を思わせる姿はない。中心部にまばらな散開星団NGC2244が見えているだけです。写真のような姿は、肉眼では見ることが出来ない。


馬頭星雲(IC434)とNGC2024

オリオン座にある有名な馬頭星雲です。無改造デジカメのため今一つコントラストにかけますが一応、馬の首が写りました。



エスキモー星雲(NGC2392・ふたご座

惑星状星雲。視直径が大変小さく中口径でないと難しい。形が防寒服のフードをかぶったエスキモーの顔のような形になっているので呼ばれている。


ハッブルの変光星雲(NGC2261・いっかくじゅう座)

1916年 ハッブルが発見。9等〜14等まで数日の周期で変光する散光星雲。見かけの大きさは小さく暗い。写真ではしっぽの短い彗星の頭のような姿がうつし出される。


 
いて座の M17オメガ星雲
 
この付近は、天の川の中でも明るい星雲星団が多く、Ωに見えることからΩ星雲とも呼ばれるが、小口径ではむしろ白鳥に見える。満月ほどの明るい星雲。写真撮影では赤色が目立つ。
星雲の中では盛んに星形成が行われている。M16とは隣り合っている。 


   M16 へび座の散開星団・散光星雲 わし星雲
 通称わしの姿に見えることからわし星雲ともいわれ、散開星団の背後に
散光星雲が広がっている。写真撮影ではM17と同じように赤く写りHU領域と呼ばれ水素がだすα線で星形成が盛んに行われている。
1995年この星雲に煙突のように入り込む暗黒星雲の姿をハッブル宇宙望遠鏡がとらえ話題になった。