銀河写真ギャラリー

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M82 不規則銀河

大熊座にある不規則な形(細長く伸びて、葉巻のようにも見える)。秒速1000kmもの速度で銀河の中心から星の群れが噴出している。爆発的な星形成(スターバースト)が起こっている。
最近では、2004年、2008年、2014年に超新星が発見される。それも隣のM81という大きな銀河との相互作用の結果だという。
X線観測の結果、太陽の500倍ほどの中質量ブラックホールの存在が確認されている



渦巻き銀河M81と不規則銀河M82 (大熊座)

可視光で見れば離れている銀河は、電波望遠鏡ではつながっていて、天文学的には注目されています。左の丸みを帯びた方がM81(光度6.9等)、右の細長い方がM82(光度8.4等)で、ともに形がはっきりしており、最も興味深い見ものの一つです。


M101 回転花火銀河(大熊座)

非常に小さな銀河だが、風車のような見事な渦巻き模様を見せる。別名「回転花火銀河」とも呼ばれる。数多くの変光星から正確な距離決定がされている。


M51 子持ち銀河
 
 りょうけん座にある銀河。距離2100万光年。大小二つの銀河がつながっているので
「子持ち銀河」と呼ばれている。M51のきれいな渦巻きの一本の腕の先に、NGC5195と
いう小型の銀河がぶらさがっている。1994年4月に超新星が発見された。



M31 アント゛ロメタ゛大銀河

 日本から見える銀河系外銀河としては、最大のものである。肉眼でもはっきり見える明るさである。近くにM32及びM110がある。
 距離 230万光年、満月を横に5個並べたほどの大きさを持つ。近くにM32・M110


   M33 渦巻き銀河(さんかく座)

 北半球で見える銀河の中でアンドロメダ銀河に次ぐ大きさですが、望遠鏡による
眼視観測では、条件が良くないと見つけるのに苦労します。


M64 黒目銀河

 かみのけ座、銀河の中に大きな暗黒帯がある。写真では、大きな眼のように見えることから別名「黒眼銀河」と呼ばれている。
 1779年、ボーデによって発見された大型の渦巻銀河である。


おとめ座銀河団

 おとめ座からかみのけ座にかけては、宇宙ののぞき窓と呼ばれるほど、たくさんの銀河が群れている。かみのけ座31番星付近に銀河の北極があるため、天の川から遠く離れはるかかなたの銀河まで見通せためである。左下のM87,中央右のM86,M84他にもNGCの天体が多く、4000万年も旅してきた宇宙の果てをのぞき見している。


衝突銀河 NGC4567・4568

 おとめ座の衝突銀河。二つの銀河は、見かけだけでなく実際に空間的にも接近している。
「シャム双生児」のニックネーム通り似た形の銀河が接近している。


棒渦巻き銀河と超新星

 しし座にあるM95は、銀河の中央に棒状の構造がある、小さな棒渦巻銀河である。
 ハッブル定数を決めるための目標天体となった。
 偶然にも、超新星SN2012awが写っていた。


M61の超新星 SN2020jfo

 2020年5月6日、おとめ座にある渦巻銀河M61に、超新星SN2020jfoが発見された。
この写真は6月中旬の撮影だが、まだ十分に明るい様子がわかる。