月の写真ギャラリー

以下の画像は、星のふるさと館職員及び星のふるさと館天文指導員が撮影したものです。各画像やタイトルからテ゛ータにリンクされています。詳細はそちらをご覧下さい。  
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携帯電話による中秋の名月

 中秋の名月の日は、なかなか晴れない。この日は数年ぶりによく晴れて携帯電話で撮影出来た。満月の時には、月の細かい地形(山脈・クレータ等)の観察には不向きである。しかし放射状に走る光条(レイ)の観察にはよい。下(南)のテイーコと呼ばれるクレータから放射状に伸びる光条は、上(北側)まで達している。
黒く見える部分が海,白い部分は陸と呼ばれるところである。


月齢 23日 (下弦)

 下弦の月は、上弦の月と同じ半月状に見えますが、太陽の光の当たり方が逆になっています。
同じ地形でも、光の当たり方の違いで、ずいぶん印象が異なって見えることがあります。



月の南部・クラビウス・テイコ付近

 月の陸と呼ばれる所には、多くのクレータが存在する。特に月の南にあたる付近には、月面最大級のクラビウスクレータや満月の時に見事な光条を見せるテイコクレータなど、代表的なものがある。月齢によって同じクレータでも光の当たり方で微妙に変化して見える。


虹の入り江付近

月面で美しい場所の一つにこの晴の海の虹の入り江付近とプラトーのクレータがある。
この写真は、65cmの反射で撮影したもので月面の詳細な地形がよく読み取れる。


月の見かけの動き

 月は太陽と同じように、毎日東から昇り、西に沈みます。これは地球の自転によって起こる現象です。一方月は、地球の周りを公転しています。月の出が毎日遅れたりします。満ち足り欠けたりします。月が地球の周りを公転しており、4週間ほどかかって地球の周りを西から東へ回っています。この写真のように1日で約12°西へ動きます。
 謙信公大橋から2日間同じ時刻に撮った月の動きです。大橋の右側が西の方向です。明るい星は、金星と木星です。


月齢 9.6

薄暗い模様の部分が海、他の白い部分が陸と呼ばれる。南側(下)のチコークレータから光条が晴れの海や神酒の海に伸びている。
月面で最も大きいクラビウスクレータ、雨の海にある虹の入り江、プラートクレータ、中央にあるコペルニクスクレータ等多くの山脈、クレータが読み取れる。


上弦の月と下弦の月

同じ半月であっても、夕方、南の空に右半分が光っている上弦の月と夜明け前の南の空に左半分が光っている下弦の月とがあります。
月齢の値を見ると、その日の月の形や月の出没の時刻、見える方向の見当がが付けられます。


2022年11月8日の皆既月食

 皆既月食中に天王星食が発生した珍しい皆既月食でした。全国的には晴天に恵まれましたが、上越地方は生憎の雨模様。それでも皆既月食終盤に雲間から月が見え、天王星食も出現を電子観望で捉えることができました。。