天文現象の写真ギャラリー

以下の画像は、星のふるさと館職員及び星のふるさと館天文指導員が撮影したものです。各画像やタイトルからテ゛ータにリンクされています。詳細はそちらをご覧下さい。  
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皆既月食(2014年)

 全国的に好天に恵まれ、各地で皆既月食が観察された。皆既継続時間も1時間と長く撮影には好条件であった。星のふるさと館では3会場(星のふるさと館・リージョンプラザ・大潟区の水と森の公園)で約220人の参加があった。月食の他に皆既中には天王星も見れさらに国際宇宙ステーションも観察できた。


皆既月食中の地球の影(2014年)

 地球の影(本影と半影)の中を月が移動して行く様を皆既中の月を中心に両側に部分食を入れ、地球の影に対する位置合わせを行って合成してみました。


皆既日食のダイヤモンドリング(1999)

 皆既日食の直前直後には、月の間からもれた太陽光線があたかもリングのように輝いて見えることがある。この写真は、1999年トルコで起こった皆既日食である



皆既日食とコロナ(1999)

 太陽→月→地球の順に並んだときに、地球から見て太陽が月に隠されます。新月ですが月の通り道(白道)と太陽の通り道(黄道)との交点付近で新月になると日食になります。太陽を月(新月)がおおい、太陽の周辺に見事なコロナ(密度 地表の空気の1000億分の1、温度100万°以上)が現れる。


皆既日食とプロミネンス(1999)

太陽の明るい本体が隠されるので、ふだんは見えにくい太陽の周縁部、写真のプロミネンス、彩層やコロナ等の研究にはよい機会である。プロミネンスは、太陽面から外に高く張り出したガス状の突出物でいろいろな形のものがある。


第二接触とダイヤモンドリング(1995)

 自然現象で神秘さと感動を与えるもの、それは皆既日食時のコロナとオーロラの天文現象であろう。是非みたいものだと前々から思っていた。その二つを妻との二人三脚で見ることが出来たことを生涯の幸せに思っている。


皆既日食(5分間隔)1995年

 1995年10月24日 7:19~9:59 インド アグラ近郊 サイアンで撮影した5分間隔の皆既日食の連続写真である。・・・5分毎にシャッタを切っている妻に、ダイヤモンドリングやコロナを脳裏に焼き付けることが第一で、カメラの方は「うまくいったらもうけもののつもりで行こう」と話し合う。


部分日食(2009年)

 日食が始まる9:53頃は、晴れていたが途中から雲の動きがはげしくなった。極大の11:09頃は、雲の中。全校児童に自作した日食めがねを渡して雲の切れ間から欠けた太陽をなんとか観察することが出来、子ども達の歓声がグランドにこだました。


金星の日面(太陽面)通過(2004)

太陽と地球の間に入り込んで内合となる金星が、真っ黒な球となって太陽の表面を通り過ぎていく現象。日本で見られたのは、130年ぶり。次回は2012年6月6日。



水星の日面通過(2006)

 地球から見て水星が太陽の前面を横切る現象で、これは太陽、水星、地球が一直線に並んだ時に起こる現象で、次回は2032年です。2006年11月16日は、日の出前から始まり午前9時過ぎに通過を終えました。


変光星ミラの変光の様子 A(2010)


 くじら座のο(ミラ)は、長周期型変光星(周期 332日 光度 2等~10等)として有名である。膨張・収縮を繰り返す脈動変光星であり、赤色巨星でもある。
上下の2枚の写真は、1ヶ月の間にミラが増光していくことが読み取れる。
この年の9月~11月までの増光の様子は、天文ガイド2011年1月号133頁に光度曲線が掲載されている。それによれば、9月10日 7.5等 10月8日 3.3等、 1ヶ月の間に約40倍光度が増光したことになる。 



変光星ミラの変光の様子 B(2010)

 15cm屈折望遠鏡を使って1ヶ月の変化を調べました。同じ条件で撮影したものですが、光度変化(7.5等→3.3等 約40倍増光)がよく読み取れます。


上越市における部分日食の全経過(2012)

 2012年5月21日 金環日食(上越市では、最大食分 0.924 の部分日食)が見られました
星のふるさと館では、リージョンプラザ上越(約150人)と星のふるさと館(約30人)の2会場で
観察会を開きました。
 幸いに天候に恵まれ 午前 6:21~9:02 までの2時間40分の太陽と月が織りなす天体現象を
観察することができました。
 この日は上越から関東・東海方面に金環日食を見ようと出かけた人もいたようです。


部分日食と木漏れ日(2012)

 欠けた太陽を目で見なくとも、日食を観察することが出来ます。木の葉を通して地面に出来る「木漏れ日」で太陽の像を観察することが出来ます。木の葉の間から漏れた光がたくさんの日食像となって地面にうつる様子をとらえたものです。この写真は地面に黒い発砲スチロールをおいて観察したものです。



部分日食とピンホール(2012)

ピンホール投影法といって、小さな穴を通して日食中の太陽の像を投影する方法です。紙などに小さな穴を開けて太陽光を通すと、日食中の太陽が映し出されます。多くの穴を並べるといろいろなデザインが楽しめます。
左の写真では、7割程欠けた太陽像が映し出されています。



部分日食を小型望遠鏡で投影(2012)

 望遠鏡を使う場合は、太陽投影板に日食中の太陽像を映し出すと比較的安全に観察できます。この方法は、鮮明な像をたくさんの人で同時に見ることが出来ます。ただし小さい子どもが投影板の間に顔を入れたりしないよう注意する必要があります。



金星の太陽面通過(2012年6月6日)

金星は地球の内側を回る惑星で、ごくまれに太陽-金星-地球が一直線上に並ぶことがあります。このとき、月による日食と同じ原理で、丸く小さな金星が太陽面を移動していくようす(金星の太陽面通過という)を観察できます。次回は2117年12月11日になります。


太陽黒点・プロミネンス・彩層

太陽表面には、温度が4000°K(光球部分は6000°K)と低いため暗く見える黒点や、表面から1500km程の高さまでの彩層、それに表面から飛び出しているプロミネンス(紅炎)等が見える。
プロミネンスは、数分から数時間で形を変えたり消えたりしている。


散在流星・M44(プレセペ星団)・ラブジョイ彗星

2013年11月は、早朝アイソン彗星、ラブジョイ彗星、リニア彗星、エンケ彗星等が見えていた。この日もラブジョイ彗星撮影のため、構図調整中に散在流星が偶然にも飛び込んできた。
彗星や星団等はリンク先を参照




星のふるさと館と部分日食(2020)

 天文指導協力員の木嶋宣廣氏から頂きました。2020年6月21日の
部分日食の様子です。この日はちょうど夏至の日で、ふるさと館でも
特別観望会を実施しました。(参加者101名)
 ふるさと館では16時過ぎに欠け始め、17時ごろ最大食分は0.47に達し、
18時過ぎに終わりました。なお、沖縄では最大食分が0.8を越え、台湾では
金環食となりました。
 坊が池の向こう側に映っている建物が星のふるさと館です。 
            
         (坊が池湖畔にて 令和2年6月21日 木嶋 宣廣 氏 撮影)