20207月 観望会資料

 

 

天体名

等級

距離

特徴・その他

1

惑 星

木星

2.7

程度

4.2AU

程度

いて座付近にあって、昨年同様夏から秋にかけて見頃を迎えます。7月の場合は21時過ぎに南東の空に明るく輝きながら昇ってきます。

2

土星  

0.2

程度

9.0AU

程度

いて座とやぎ座の中ほどにいて、木星に続いて昇ってきます。並みの一等星よりも明るく、望遠鏡で見るとリングがきれいです。

3

重 星

ミザールとアルコル

(おおぐま座ζ・北斗七星の一つ)

ミザール(2.2)とアルコル(4.0等、かすかなもの、の意味)

有名な二重星で肉眼でもわかります。(間隔は満月の約1/3

4

アルビレオ

(はくちょう座β)

黄色の3.1等星と青色かかった5.2等星の二重星。色の対比が大変美しい。はくちょう座のくちばしの部分にあります。

5

こと座ε

(通称ダブルダブルスター)

ε1(5)ε2(4)2重星だが、望遠鏡で見るとそれぞれがまた二重星になって、2×24重星として見えます。

6

てんびん座α

2.8等星と5等星の二重星。目の良い人なら肉眼で分離して見えます。(間隔は満月の約1/8

7

散開星団

M11

5670光年

たて座にあり、散開星団としては比較的星が密集している。双眼鏡で見るととても美しい星団です。

8

Cr399

(コートハンガー)

420光年

こぎつね座にあり、コートハンガー(衣文掛け)に良く似た星の集団(厳密には星団以外の星も含んでいる)。双眼鏡で美しい。

9

星団

M 3

4.5万光年

りょうけん座にあり、星数4.5万個、実直径が330光年もある巨大な球状星団です。

10

M 53

6.5万光年

かみのけ座にあり、双眼鏡で分かります。

11

M13

2.2万光年

ヘルクレス座にあり、星数20万個、直径100光年。美しさでは全天一といわれ、双眼鏡でも確認できます。

12

星雲

M27

(あれ状星雲)

970光年

こぎつね座にある惑星状星雲。実際には惑星ではなく、歳老いた恒星が静かに宇宙空間に消え行く姿です。

13

M57

(リング星雲)

2150光年

こと座にある惑星状星雲。No.12同様、歳老いた恒星が静かに宇宙空間に消え行く姿です。中心にはその残骸の白色矮星があります。

14

系外銀河

M51

(子持ち銀河)

2500万光年

りょうけん座 連結した大小二つの銀河が見えます。

15

M81M82

1790万光年

おおぐま座にあり、約6億年前に二つの銀河は衝突したと考えられています。M82は不規則形銀河で爆発的に多数の恒星を生成(スターバースト)しています。

 

月の見え方

満 月

7 5()

下 弦

713()

新 月

721()

上 弦

727()