202111月 観望会資料

 

 

天体名

等級

距離

特徴・その他

1

惑星

金星

4.4〜−4.7

0.440.66AU

日没後南西の空に明るく輝いています。1030日に東方最大離角を過ぎましたが、まだよく見えています。

2

木星

2.3〜−2.5

4.65.1

AU

やぎ座付近にいて、20時ごろだと南西の空に輝いています。今年の見頃も終わりつつあります。

3

土星 

0.60.7

9.910.4

AU

やぎ座付近にいて、20時ころだと南西の空低くに見えています。今年の見頃もまもなく終わりです。

4

天王星

5.7

19AU

おひつじ座付近にいて、20時頃には南東の空にあります。

肉眼で見ることは困難ですが、望遠鏡ならば十分見えます。

5

海王星

7.8

29AU

うお座とみずがめ座の間にいて、20時ころには南の空に

あります。肉眼では見えませんが、65cm望遠鏡ならば海のように青い色の星が見えます。

6

重星

アルマク

(アンドロメダ座γ)

アンドロメダの左足の踵にあり、橙色の2等星と緑色の5等星のコントラストがたいへん美しい二重星です。

7

メサルティム

(おひつじ座γ)

二つの青白い準巨星同士の連星で、5000年以上かけてお互いの周りを回っています。

8

散開

星団

ペルセウス座

h・χ

75007600光年

カシオペア座とペルセウス座の間にあり、二つの散開星団hとχがすぐ近くにあります。双眼鏡で美しく見えます。

9

M45

(プレアデス星団)

440光年

おうし座にあり、日本では昴と呼ばれています。肉眼でもはっきり見ることができ、「?」の形をしています。双眼鏡で見るとさらに美しいです。

10

球状

星団

M15

3.4

光年

ペガスス座の鼻先の部分にあります。ヘルクレス座のM13と並んで大変美しい球状星団です。

11

星雲

M42

(オリオン大星雲)

1300光年

オリオン座にあり、これから冬にかけて見頃を迎えます。肉眼や双眼鏡でも十分見えますが、写真撮影以外で星雲を赤く見るためには大型望遠鏡が必要です。

12

系外銀河

M31

アンドロメダ

大銀河

250

光年

アンドロメダ座にあり、伴銀河を除けば銀河系から最も近い銀河です。角度にして3度以上に広がっているので、望遠鏡よりも双眼鏡による観望に適します。(肉眼でも見えます)

 

補足1:しし座流星群が1117日夜に極大を迎えます。満月に近く、観測条件は良くありません。出現の極大

が予測される18日午前2時頃には、しし座は東の空にあります。(本館では観望会の予定はありません)

補足2:ふたご座流星群が1214日朝に極大を迎えます。月は夜半過ぎに沈むので、明け方前に観望するのであれば、条件は悪くありません。この時ふたご座は西の空高くに位置します。最大で1時間に50個近い流星が見えると予測されています。(本館は冬季休館中です)

 

月の見え方

新 月

11 5 ()

上 弦

1111()

満 月

1119()

下 弦

1127()