20228月 観望会資料

 

 

天体名

等級

距離

特徴・その他

1

惑星

土星  

0.4

0.3

8.9AU

やぎ座付近にあって、2021時頃には南東の空低くに見えています。望遠鏡で見るとリングがきれいです。

2

重星

ヘルクレス座α

ラスアルゲティ

ヘルクレス座の頭に輝く赤色巨星で、明るさは2.74等まで変光します。5.4等級の黄色い伴星がついています。

3

アルビレオ

(はくちょう座β)

黄色の3.1等星と青色かかった5.2等星の二重星。色の対比が大変美しい。はくちょう座のくちばしの部分にあります。

4

こと座ε

(通称ダブルダブルスター)

ε1(5)ε2(4)2重星だが、望遠鏡で見るとそれぞれがまた二重星になって、2×24重星として見えます。

5

いるか座γ

橙色の4.3等星と白色の5.1等星からなる二重星です。

6

てんびん座α

2.8等星と5等星の二重星。目の良い人なら肉眼で分離して見えます。(間隔は満月の約1/8

7

散開星団

M11

5670光年

たて座にあり、散開星団としては比較的星が密集している。双眼鏡で見るととても美しい星団です。

8

Cr399

(コートハンガー)

420光年

こぎつね座にあり、コートハンガーに良く似た星の集団(厳密には星団以外の星も含んでいる)。双眼鏡で美しいです。

9

球状

星団

M13

2.2万光年

ヘルクレス座にあり、星数数十万個、直径100光年。美しさでは全天一といわれ、双眼鏡でも確認できます。

10

星雲

M27

(あれ状星雲)

970光年

こぎつね座にある惑星状星雲。実際には惑星ではなく、歳老いた恒星が静かに宇宙空間に消え行く姿です。

11

M57

(リング星雲)

2150光年

こと座にある惑星状星雲。あれ状星雲同様、歳老いた恒星が静かに宇宙空間に消え行く姿です。中心にはその残骸の白色矮星があります。

12

系外銀河

M51

(子持ち銀河)

2500

光年

りょうけん座にあり、大型望遠鏡だと連結した大小二つの銀河が見えます。

13

M81M82

1790

光年

おおぐま座にあり、約6億年前に二つの銀河は衝突したと考えられています。M82は不規則形銀河で爆発的に多数の恒星を生成(スターバースト)しています。

14

流星群

ペルセウス座

流星群

地球

大気圏内

813日朝に極大となります。この日は満月で条件は最悪ですが、前後10日間ほどは多少の流星が飛ぶ予想ですので、8月中はのんびり深夜の北の空を眺めてみましょう。

 

 

月の見え方

上 弦

8 5 ()

満 月

812()

下 弦

819()

新 月

827()