202211月 観望会資料

 

 

天体名

等級

距離

特徴・その他

1

衛星

118日(火)満月の夜は皆既月食となります。18時過ぎに欠け始め、19時過ぎから

40分以上皆既の状態が続きます。またその間に天王星が月の背後に隠れます。

この日は休館日ですが夜間だけ臨時に開館して、観望会を実施します。

2

惑星

木星

2.8〜−2.6

4.24.5

AU

うお座付近にいて、2021時には南の空に輝いています。近日点に近いので、例年より少し大きく明るく見えます。

3

土星 

0.70.8

9.710.1

AU

やぎ座付近にいて、2021時には南西の空に見えています。昨年に比べ、土星の輪を真横から見る形に近づいています。

4

火星

1.2〜−1.8

0.630.55AU

おうし座付近にいて、20時過ぎには東の空から昇ります。

1112月にかけて地球に接近し、明るく輝きます。

5

重星

アルマク

(アンドロメダ座γ)

アンドロメダの左足の踵にあり、橙色の2等星と緑色の5等星のコントラストがたいへん美しい二重星です。

6

メサルティム

(おひつじ座γ)

二つの青白い準巨星同士の連星で、5000年以上かけてお互いの周りを回っています。

7

散開星団

ペルセウス座

h・χ

75007600光年

カシオペア座とペルセウス座の間にあり、二つの散開星団hとχがすぐ近くにあります。双眼鏡で美しく見えます。

8

M45

(プレアデス星団)

440光年

おうし座にあり、日本では昴と呼ばれています。肉眼でもはっきり見ることができ、「?」の形をしています。双眼鏡で見るとさらに美しいです。

9

球状

星団

M15

3.4

光年

ペガスス座の鼻先の部分にあります。ヘルクレス座のM13と並んで大変美しい球状星団です。

10

星雲

M42

(オリオン大星雲)

1300光年

オリオン座にあり、これから冬にかけて見頃を迎えます。肉眼や双眼鏡でも十分見えますが、写真撮影以外で星雲を赤く見るためには大型望遠鏡が必要です。

11

系外銀河

M31

アンドロメダ

大銀河

250

光年

アンドロメダ座にあり、伴銀河を除けば銀河系から最も近い銀河です。角度にして3度以上に広がっているので、望遠鏡よりも双眼鏡による観望に適します。(肉眼でも見えます)

 

補足1:しし座流星群が11188時頃に極大を迎えます。それより早く、夜明け前にしし座のある東の空を

見てみましょう。ちょうど月がこの方角にあって観測条件は良くありませんが、1時間に15個を超える

流星の出現が予想されています。(本館ではこの時間の観望会の予定はありません。)

 

補足2:ふたご座流星群が121422時頃に極大を迎えます。ちょうど月が昇るころで条件は良くありませんが、

1時間に50個近い流星が見えると予測されています。上記時刻の前から、ふたご座の昇る東の空を見て

みましょう。(本館は冬季休館中です。)

 

 

 

月の見え方

上 弦

11 1() 

満 月・皆既月食

11 8() 

下 弦

1116()

新 月

1124()