星のふるさと館では、天文普及と生涯学習の一環として様々な主催事業と各種受け入れ事業を行っています。
以下に一例を紹介します。日程についてはこちらをご覧ください。

Ⅰ 館主催事業


1 大人のための天文教室(年8回)

 主として社会人を対象に、天文学の初歩的な内容(太陽・惑星・恒星・銀河・宇宙等)や望遠鏡の操作方法を学び、それらを使って星空や天体の観察を行います。講座は合計約50時間、日曜日の16時から22時を基本として年間8回に分割して実施します。具体的な日程についてはこちらをご覧ください。
 テキスト代として年間500円が必要です。また夕食を持参してください。
毎年4月に電話(025-528-7227)で登録を受け付けます。
定員(10名程度)になり次第締め切ります。



2 天体写真に挑戦(年8回)

 天体写真を自分のカメラで撮って画像処理をしてみたいという方を対象に通年で全8回(原則日曜日19時~22時)の講座を開設しています。日程についてはこちらをご覧ください。ただし雨天の場合は日程変更や中止になることもあります。
 星景写真コースと天体写真コースがあり、デジタルカメラ等の機材はご自分で準備していただく必要があります。またテキスト代が年間500円必用です。
毎年4月に電話(025-528-7227)で登録を受け付けます
定員(各コース10名程度)になり次第締め切ります。



3 くしりん親子星空教室「銀河」「ぎんが」(年4回×2クラス)

    年間4回、土日曜日の18時30分から21時過ぎまで、プラネタリウム鑑賞や星空観察、天文工作等を行う講座です。上越市教育委員会主催の「謙信KIDS」と類似の内容ですが、こちらは親子ペアでの参加となります。日程についてはこちらをご覧ください。晴雨にかかわらず実施しますが雨天の場合は1時間ほどで終了する場合がります。お子様の対象年齢別に「ぎんが」と「銀河」の二つのクラスがあり、日程も異なります。テキスト代として年間500円が必要です。
 毎年4月に電話(025-528-7227)で登録を受け付けます。
定員(各クラス10組程度)になり次第締め切ります。




4 夜間観望会(一般観望会)

 毎週週末の夜19時~22時を基本に実施しています。日食等の特別イベントや祝祭日、日没時間の変化によって実施日と時間を決定しています。悪天候時は中止します。詳しくはこちらをご覧ください。
 内容はその季節に見ることのできる星座の解説、650㎜の大型望遠鏡等を用いた惑星・二重星・星雲星団・月等の観望を解説付きで実施しています。予約は不要ですが、団体利用の場合は連絡ください。
 なお、観望会の予定がない日であっても、団体の場合(原則20名以上、5~20名の場合は要相談)は事前予約をいただければ臨時に観望会を行います。




5 天文工作
 

 星座早見盤や早見缶、望遠鏡等の製作をします。
基本的に団体予約の場合に、天体観望やプラネタリウム視聴に併せて実施します。予約時にご相談ください。(材料費が必要です)
 また各種行事やイベントの一環として、入館者(個人)を対象に無料で実施する場合もあります。対象となる行事や時間については個々のイベントの案内をご覧ください。




6 望遠鏡操作・天体写真講習

 上記1~4の講座に加えて、臨時で望遠鏡操作や天体写真の撮り方についての質問や講習依頼にも対応しています。ただし突然ですと職員が他の業務に当たっている場合が多いので、ご来館される場合は事前にご相談ください。
 
補足:各学校や施設には、理振等で購入した望遠鏡が埃を被ったまま使われないで眠っていることがあります。そのような望遠鏡を活用するためにもぜひご相談ください。




7 天体写真展

 夏休みを中心に、全国の天体写真家が撮影された天体写真や星景写真(地上の景色の入った天体写真)の展示を行っています。ときには撮影者によるギャラリートークを行い、撮影の狙いや苦労話等もお聞きします。
 地元にも素晴らしい天体写真を撮られている方がいますので、毎年その方々の天体写真展等も開催しています。実施中は本HP等でご案内します。



8 七夕フェア

 七夕の頃を中心に、幼稚園や保育園の団体を対象に七夕に関するイベントを行っています。プラネタリウムで夏の星空や七夕に関する番組を見て、全員で七夕様の歌を歌います。さらにお星様に願い事を書いて館内の竹飾りにぶら下げていただいたりしています。
 最近は、秋の遠足にもお越しいただいてもいます。雨天等の場合は食事は、館内でもとっていただけます。



9 星の文化祭

 11月上中旬の2週間、文化祭を行っています。館で主催した1年間の学習成果の発表は勿論、その年に撮影された天体写真や天文現象等に関する研究も皆様から広く募集して展示しています。
 園児や子ども達の作品、詩や俳句等文芸作品、工作品等幅広く宇宙や星に関する展示を公開して1年間の活動を締めくくります。





Ⅱ 受入事業


1 各市町村教育委員会・公民館・保育園・小中学校・子供会・PTCA等の事業等の受入
  

 各地区の教育委員会や公民館等・子供会等で行われている天文教室の受入を行います。
年齢別・日帰り型・宿泊型等いろいろなご要望に対応します。日程が合えば、館の職員が望遠鏡を持参する「出前観望会」も可能です。ご相談下さい。   

例1:謙信KIDS「星」「ほし」(上越市対象)

 上越市内の小学校4年生~6年生の児童20人を対象に年2回、季節の星座観察・月・惑星・太陽の観察を行います。
 他に天文工作(望遠鏡作り・星座早見缶作り等)やプラネタリウムによる学習も行います。
 小学校1~3年を対象にした謙信KIDS「ほし」も行われています。詳細は上越市教育委員会からの案内
をご参照ください。(例年年度当初に配布されます。)

例2:スターフェスティバル

 星のふるさと館にはその活動を支援してくださる「天文指導協力員会」の皆さんがいらっしゃいます。この行事はここ十数年、同会の協力のもとで夏休みのお盆(8月13日~15日)に実施されています。
 ふるさと館自体が実施する夜間観望会や天体写真展、プラネタリウム上映に加えて、無料天文工作や星空コンサート、天文講演会などの特別なイベントが実施されます。星のふるさと館が一番賑わう季節です。
 一部のイベントは予約が必要です。7月前後に本HPなどでご案内します。


2 各学校の理科教育(天文教育)の受入

 小学校・中学校の天文分野はややもすると不消化で終わることが多い傾向にあります。少しでも理解を深めるため、プラネタリウムによる手動の学習投影や大型望遠鏡を使用しての昼間の恒星・惑星・太陽等の実体験を多く取り入れて理解を深める様にしています。
 毎年小中学校学習投影等約30校前後、約1200人位を受け入れています。




3 小中学校・高校・大学等の授業や理科クラフ゛・天文クラフ゛・同好会等合宿の受入

 日帰りだけでなく、宿泊を伴う観望や研修も受け入れています。
真夜中を過ぎないと見ることができない天文現象や、まとまった時間が必要な集中講義、
実習など、様々な活動に対応できます。 
 本館には簡単な自炊が可能な設備と、仮眠が可能な学習室(畳敷き30畳)があります。  




4 一般の予約(公民館・老人会・町内会・同級会・会社の団体・各種グループ等)

  行事やイベントの日を除き、一般グループでの利用も受け入れています。内容は可能な限り利用者のご希望に添いたいと思います。
  お電話でご相談ください。




 


団体向け活動のご案内

 学校・PTCA・子供会等団体でご利用下さい。ここに提案したのは一例にすぎません。
ご希望により内容の追加削除等、組み合わせや変更は自由です。
お気軽にお電話(025-528-7227)下さい。 

例:小学校4年生2クラスの場合→B60分と(C+D)60分を両クラス交互にして9:30~11:30に実施
                    クラス人数によっては(C+D)をさらに2分割


番号 コース 内 容 時間の目安 その他
A 天文工作 光る星座早見缶作り(200円)
星のキーホルダ作り(~50円)
星のしおりつくり(無料)
望遠鏡作り(3,500円~、要事前相談)
60分
30分
20分
90分
基本的に左記の
材料費が
必要です
B プラネタ
リウム
学習プラネタリウム(小4, 小6, 中3)
幼稚園・保育園向け番組(七夕フェア等)
その他さまざまな機能があります(要相談)
60分~90分
60分
要相談
定員
30~58名
C 隕石探訪 櫛池隕石の見学と説明
隕石に関する番組視聴(プラネでも可)
櫛池隕石落下地点見学(館外)
15分
10分
―――
1グループ20名程度に分かれて
ご案内
D 天体観望 昼間の観望(太陽・恒星・風景)
夜間の観望(星座・星団・星雲他)
20分
30~60分
同上、ただし
天候による
E
その他 望遠鏡の使い方講座
天体写真撮影法講座
理論天文学講座
 (天球座標・日時計の原理)
 (惑星の運動とケプラーの法則)
 (歳差運動と恒星の固有運動)
 (恒星のHR図と質量光度関係)
 (系外銀河とハッブルの法則) など
要相談 主に高校大学生
向け

上記Ⅰ
館主催事業
参照のこと